11月。


今更ですが輸入される植物の多くが防疫法に基づき根を切ったらしっかり根洗いをして現地の土を落とした状態で輸入されます。 時には害虫のリスクを少しでもなくす為にかなりキツい殺虫剤を散布することも。

最近は輸入直後の根が無い植物に関してや調子を崩した植物の問い合わせがかなり増えております。

輸入の方法は様々ですが最近は輸入植物のブームでEMSによる小口の輸入もかなり増えているようですが一言にベアルート輸入苗と言っても輸送方法や品種によって状態は様々です。 活着率のとても良い丈夫な品種もあれば丈夫そうに思えても実は活着が難しいものも。

同じユッカだけを見てもスムーズな品種、かなり気難しい品種が存在すると思います。

ベアルート苗を買うのも売るのも悪いこととだとは一切、思いません。ただ販売する方はしっかりリスクの説明をするべきだし買う方もしっかりリスクとその後の管理方法を理解するべきだと思います。

さて、当店でも今年の輸入分はほぼ完了しました。

秋以降に輸入したものは一部を除いて来春以降からの販売用として養生をしていきます。

もちろん来年の輸入の計画はしっかり立てていきますし面白いものを探しにも行こうと思います。

 

ハウス管理の植物の様子です。

お問い合わせの多いのノリナ・ネルソニーなど各種ユッカ、ダシリリオン、ブラックボーイなど。

本来、当店のメインでの取り扱いカテゴリーですので来期は力を入れていきたいと思います。

Encephalartosをはじめとした世界のソテツの仲間。

こちらも当店の得意カテゴリー。

国際希少動植物種登録票が必要なワシントン条約付属書Ⅰ類に関しましても正規輸入株を多数ストックしております。

アガベやディッキアなど。